2018年8月23日木曜日

iPhoneで高音質な音楽を聴くための考察2

またまた長い間ブログを放置してしまいましたが、再開したいと思います。
iPhoneやiPod Touch(以下iOSと表記)で高音質な音楽を聴く方法について色々と考察し、実践した結果をまとめて行きたいと思います。


iOSで音楽を聴くときに影響する要素として大きく分けると、①アプリ、②イヤホン、③ポータブルアンプ(ポタアン)が挙げられると思います。
今回はそれぞれの項目について書いていきたいと思います。

①アプリ
再生アプリに関しては前回の記事にも書きましたが、最終的にはNeutron player, Boom, n7playerが個人的には良いと感じました。
(その他にも有名なアプリは色々と試しました。例えば、KaiserTone, NePLAYER, Redsone Hi-Res Player...など。)

1. Neutron player
<良い点>
原音重視。ポタアンを接続して再生すると非常に高音質で、イコライザ等の各種設定も細かく調整可能。UIもカスタマイズ可能。
<悪い点>
アプリが時々処理落ちする。

2. Boom
<良い点>
手軽に特殊エフェクトをかけることが可能。
<悪い点>
曲によってはエフェクトをかけると音割れしてしまう。逆にエフェクト無しでは意味がない。

3. n7player
<良い点>
高音、低音の調整が可能。例えば低音(BASS)を+10まで上げるとかなりの重低音になる。音割れも無し。




















<悪い点>
操作性が独特。UIもオシャレだけど、正直使いづらい・・・。

②イヤホン
イヤホンに関しては数え切れないほど選択肢がありますので、ここでは私が実際に購入して使用したイヤホンを紹介します。

1. Shure SE215-SPE-A
Shure掛けで有名なShureの代表的イヤホン。eイヤホンのランキングでも常に上位にランクインしています。
Shure掛けイヤホンの入門機としては最適ではないかと思います。とにかく遮音性が良く、またタッチノイズも非常に少ないため移動しながらでも問題なく聴けます。



2. Shure SE846
Shure SEシリーズの最上位モデル(厳密には更に高価なコンデンサ型のKSE1500がありますが・・・)。
バランスドアーマチュア型で世界初となるローパスフィルタを内蔵しており、独特な低音再生となります。
私のイヤホンスパイラルに終止符を打ってくれたイヤホンで、一番のお気に入りです。
現在はパッケージがリニューアルされ、値下がりしてますね。おまけにBluetooth用ケーブルまで同梱。買うしかない!



3. ゼンハイザー IE800 S
上記のSE846のおかげでイヤホンスパイラルを脱したと思っていたのですが、最近流行り(?)のダイナミックドライバ1基のみのハイエンドイヤホンが気になってしまい、仕事のストレス発散も兼ねて購入してしまいました。
有名なIE800の後継機でバランス接続にも対応しています。聴いてみると確かに、ダイナミックドライバとは思えないほど綺麗な音です。
ただしタッチノイズやリケーブルの選択肢を考慮すると個人的にはSE846の方が好みです。
正直手放そうかと悩んでいます・・・。



4. Shure用Lightning直結ケーブル
イヤホンでは無いですが、iOSでShureのイヤホンを使う場合にはこのケーブルがオススメです。(MMCXならShure以外でも使用可能)
ポタアンを接続するよりも手軽に高音質な音楽を楽しめます。物理ボタンもあるので操作性も◎。



③ポータブルアンプ
1. river Astell&Kern AK10
まだ若かった頃にラブライブ!とのコラボで発売されて、勢いで購入しました(笑)。
小型で操作性(音量調整)も良いのですが、iPhoneとの接続の関係でどうしても持ち運びには不便で最終的には全然使わなくなりました。
ちなみに初めてのポタアンでした。


2. OPPO HA-2SE
サイズや操作性のバランスが良く、個人的にiOSに一番しっくりくるポタアンだと思います。
・低音のブースト機能有り
・バランス接続(3.5mm)対応
・モバイルバッテリー機能有り
当時どうしてもバランス接続を試したくて、本機を購入しました。3.5mmだとケーブルが限られてしまうのが欠点です。
私の場合は下の写真のように使っていました。















唯一の欠点は、アンプの電源をONにしてもアプリ側でうまく認識されないことがあることです。
少しコツがあり、アプリを起動してからアンプの電源をONにする必要があります。
アプリによっては再生中に突然接続が切れてしまうこともありました。
現在は販売中止になったようで、当時より高価となっているようです。




私が実際に購入して使用したものについてかなりざっくりと紹介しました。
音質という観点では、iphoneまたはipod touch単体で聴くよりもポタアンを接続した方が絶対に良いのですが、どうしてもゴツくなるので持ち運びが不便になります。
また、アンプのバッテリーも気にしないといけません。

個人的には上述したShureのLightning接続ケーブルが一番手軽にiOSでの高音質を楽しめると思います。
とりあえず今回はここまで。




0 件のコメント:

コメントを投稿